コミュニケーション
今かかっている医療機関との話し合いについて知っておくべき4つのこと
4 Tips: Start Talking With Your Health Care Providers About Complementary Health Approaches
本項目の説明・解説は、米国の医療制度に準じて記載されているため、日本に当てはまらない内容が含まれている場合があることをご承知ください。
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英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日
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利用している補完療法について今かかっている医療機関※に伝えることで、患者はより安全で効果的な健康管理が可能となります。さらに、患者に補完療法について尋ねることで、その医療機関では患者の状態について全体像をきちんと把握でき、また健康に関するよりよい決定ができるよう患者に助言することが可能となります。
ここでは、今かかっている医療機関※と話す際のヒントとなる4つのことを紹介しています。
- 自分が利用している補完療法の一覧を、問診票の治療歴欄に記載しましょう。記入する際には、(鍼治療から亜鉛サプリメントにいたるまで)もれなくすべて書き込みましょう。 自身の健康管理のためにあなたがおこなっていることをすべて、今かかっている医療機関※に開示することが大切です。
- 受診の都度、今どんな補完療法をしているか、毎回必ず主治医に伝えて下さい。市販薬や処方薬、サプリメント(ハーブ系含む)についても忘れないで伝えましょう。あらかじめ一覧表を作成するか、持参して下さい。補完療法のなかには通常の治療に影響するものもあるため、今かかっている医療機関※に知らせておく必要があるのです。
- 新たに補完療法の利用を検討している場合、質問して下さい。今かかっている医療機関※にその安全性、有効性および医薬品(処方薬、市販薬の両方)との相互作用の可能性について質問してください。
- 補完療法について今かかっている医療機関※で尋ねられるまで待つ必要はありません。 率先して自分から行動を起こしましょう。あなたから話し始めて下さい。
(※補足:原文では、healthcare provider。米国では主に医療サービス等のヘルスケアを提供している病院/医師を指す。また、健康保険会社や医療プログラムを提供する施設等も含む。)
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更新日:2025年10月31日
監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日
ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください
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